歯並びの種類

受け口(反対咬合)とは

反対咬合

反対咬合とは、下の歯列が上の歯列よりも前に出ている歯並びのこと。別名、受け口ともいいます。顎が前に出ていることで、食べ物がうまく噛みくだけなかったり、会話がしづらかったりするなどの問題があります。

また顎が突き出ていることで顔がしゃくれているような状態になるため、見た目が気になって消極的な性格になってしまうケースもあります。

受け口(反対咬合)原因

反対咬合は、上顎に比べて下顎が発達している、また逆に下顎に比べて上顎の発達が遅れていることから起こります。生まれつきの骨格が原因になるほか、「上唇を噛む」「舌を前に出す」「舌の位置が低い」といった癖や生活習慣などが影響しているといわれています。

しっかり噛みくだけない食事を楽しめないどころか、丸飲みすることになるため消化器系に負担をかけることも
虫歯・歯周病を招きやすいみがき残しができやすく、虫歯や歯周病になりやすい口腔内環境に。結果として、身体的負担も大きくのしかかる可能性がある
発音が不明瞭で会話困難 適正な発音が難しくなり、タ行やサ行などが発音しづらく、また、他人にも聞き取ってもらいにくくなってしまうことも

会話で話しづらく恥ずかしい思いをしてしまうことも

就職面接

自分ではしっかりと発音しているつもりでも、聞き手にとっては何を話しているのかがはっきりわからず、伝えたい内容が伝わらなくなる可能性があります。そうなると、せっかく大切なことを言っていても印象が台無しに。就職面接やスピーチで思わぬ恥をかくことになってしまうこともあるでしょう。「反対咬合は見た目だけの問題」と考えず、将来を見据えて矯正治療を検討しませんか?